石田純一の戦略性
日経BPに石田純一インタビュー。http://www.nikkeibp.co.jp/style/life/person/proposer/060330_ishida1/
もう52なんだ!
50代有名人には、ジャッキーチェンが52。矢沢栄吉が56。彼らも若いけど、子供のころからずーっとスターだった人たちだから、『年相応に若い50代』でもある。石田純一が意外なのは、ちょうど僕が大学のころブレイクしていた同時代感があるからだろう。
そう、彼は遅咲きの苦労人なのだ。
だから、その軽さもただの軽さじゃなく、戦略的に軽い。
ブレイク当時、自費でイタリアに行き最新の高級ブランドを大量に買い付けて着ていたらしい。こんなこと、普通のスタイリストのついた並の俳優には真似できない。いわば 『トレンディ』 というポジションを確立するために、『成長期には大量投資』 という経営セオリーに忠実に行動している。
そして、ピークを過ぎてからのしたたさ。
記事から引用すると:
たとえば島田紳助さんとしては、芸人にはツっこめるけど、多少顔や名前がある俳優にはなかなかツっこみにくかった。そういうなかで、遠慮なくツっこめる役がほしかったわけです。それを僕に求めていた。となると、“演じる”というのはオーバーでも、その役割をこなすということは、番組の中では至上命題。これは裏切ってはいけないんです。けれど、そのなかにちょっとした味つけをして返してみたり、自分らしさを出して役割の幅を広げていくということも忘れたくな
い。でも、それはサラリーマン社会のなかでも言えることでしょう?
(ま、今のバラエティって全部こうなんだけど。。)
この点、メルマガ『弱者逆転の法則』の過去記事に解説が:
http://www.sengoku-blog.biz/mt-cgi/archives/2004/02/20040210.html
さらに、ハセガワリエ版:
http://www.sengoku-blog.biz/mt-cgi/archives/2004/02/20040218.html
そして、益次郎は最後に重要な差別化ポイントを確認した。
http://www.nikkeibp.co.jp/style/life/person/proposer/060330_ishida1/index5.html
石田純一は今日も裸足に革靴。
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